一人目を閉じ考えると　昔の景色あらわれるよ
この夕暮れの町の影が　特殊な世界生み出している
世界逆さになったように　いつもの路地が変わっている
郵便ポストタバコ屋さん　変わった町がそこにあるよ
ネコがこちらを眺めているよ　不思議な目でね僕を見つめる
変わっているのこの町なのか　それか僕かは分からないんだ
この町の中を歩いてる　僕は不思議な景色見る
今はないはずの路地裏に　僕はいつの間に迷い込む

郵便ポスト別の場所に　置かれているよこの世界わ
古ぼけた店昔の家　そんな世界に紛れ込んだ
夏の終わりの黄昏時　僕はいつでも子供のまま
オレンジ色の不思議な町　迷い込んでしまっている
子供の頃の不思議な臭い　この町の隅残っているよ
昔あった路地裏にわね　いつの間にか迷い込んでる
黒猫たちが騒ぎ出す　カラスも突然飛び立つよ
夕暮れ時のこの世界　郵便ポストが置いてある
手紙を書いてポストにね　入れるとどこかへ飛んでいく
僕が子供のお家にね　多分たどり着くその手紙
オレンジ色の町の中　黒猫が泣くよ一斉に
郵便ポストの片隅で　僕はうずくまるこの世界