―そろそろ電源を切ると
      言われたのはさっき。

 なごりおしむように
      その音を つめさきにかんじるように

 わかれをおしむように
      ほほえみあったりする


 ―すわろうか

 ―立っていたいの

 ―うん、ぼくも


 なみだがとまらないのは
      きっと気のせい

 あいさつすべきひとにもう
      めぐりあえないなら

 指をからめるのは 自然でいいから


 深く、 深く。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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四番目の指を


080515

ちょっと傷心した時に書いたもの

閲覧数:85

投稿日:2008/06/24 01:36:47

文字数:216文字

カテゴリ:歌詞

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