信じることは　得意だった
それってつまり　待っているだけ
堪えることは　得意だった
それってつまり　何も言わないだけ
優しくされたから
懐いていただけ
だけど　あなたは私の
寂しさを見つけた

飼い主に捨てられた
犬のようにどこまでも
追いかけて　走って
知らない土地も越えて
会いに行くから　笑顔を見せるから
強く抱いて　笑い返して
冷たくしないで　痛くしないで
優しくして欲しい
思い出の中のあの頃のように

動作にするのは　不得意だった
文字にしてみて　満足だった
あなたの不安　感じなかったけど
今では何もかも　正確じゃない
構ってもらったから
懐いていただけ
だけど　あなたは本当の
私の心　見つけた

子犬のように　無邪気に笑って
走り回りたい
あなたの緑の上
冷たくされても　痛すぎても
きっとずっと
好きでいると思うけど

飼い主に捨てられた
犬のようにどこまでも
追いかけて　走って
知らない土地も越えて
会いに行くから　笑顔を見せるから
強く抱いて　笑い返して
冷たくしないで　痛くしないで
優しくして欲しい
思い出の中のあの頃のように