今日この花は静かに散ってゆく。
この街とはしばらくさようなら。
根、枝を離れてく
散り行く花びらは
さらなる開花を求め
見知らぬ地へ旅に出る。
弱く未熟な私。
枝に縋る私へ。
心配は必要ないから。
心に咲く花だから。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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旅立つ桜

KSTY様への応募作品となります。

春の旅立ちがテーマとなる作品ということで、どんなものに例えようか。どうしたら春と旅立ち、そして寂しさや希望が表れるかと頭を悩ませた結果、一時で散り行く花、桜を思い浮かべました。

短い時間ながらも人を魅了し心に残る思い出となる。これは親や友人たちに似通ったところがあると感じております。
長いようで短い付き合いだったと。

これは寂しさの部分。

毎年、満開の美しい花を咲かせるべく、古い花を振り落として長い期間養分を蓄えまた新たな花を咲かせる。
これは古い自分を捨てて旅立つという想いと繋がります。
しかし、旅立ちは捨てるだけではありません。新たなる自分を拾い上げなくてはならないのです。行きっ放しでは意味が無いと感じます。

旅立つ者は自らを捨て新しい輝きを拾って帰ってくるという意味も含む歌詞となっております。

閲覧数:269

投稿日:2018/03/26 20:46:34

文字数:108文字

カテゴリ:歌詞

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