世界中のあらゆるものに打ちのめされ
倒れ込んだ仰向けに
涙目越しの空はそれでも青い
自分まで青くなりそうだ

過信していたわけじゃないけど
自慢したいことは少しあって
そんなもの簡単に潰えるなんて
近所の猫も言ってたのにさ

怖がらなかったのは良い兆し
図に乗ってるように見えたかな
きっとよくあることなんだろ?
かき集めた勇気がバレることなく

もう少しだけ横たわっていたい
あの時の夢を思い出せるまで


世界中のまばゆいものに打ちひしがれ
沈み込んだ海中に
ため息越しの空はそれでも光る
自分まで泡と消えそうだ

驕っていたわけじゃないけど
誇りたいことは少しあって
そんなもの一瞬で塗り替わるって
隣の犬も言ってたのにさ

怯えてなかったのは良い流れ
調子付いてるように見えたかな
きっとよく見る光景なんだろ?
寄せ集めた奇跡がバレることなく

もう少しだけ浮かんでいたい
あの頃の夢を忘れられるまで


すぐに立ち上がって反省して
進み出すべきなんだろう
わかってるよいちいち言うなよ
言葉にすると余計に重たい

向かうべき場所は決まってる
ぐずぐずしてる暇はない
知ってるよわざわざごめんね
口に出すと余計に鋭い


ずっと準備が嫌いだった
やるなら最初から本番がいい
練習なんかしたくないのに
立ち塞がる参考書に踵を返す

浅はかなまま終わったっていい
深みを知らず広きを知れず
自分の事くらいは少しわかる
何も持ってない事くらいは


世界中の危うい物に導かれて
閉じ込めた感傷に
嗚咽の後の星は輝きを増した
自分の名前を忘れそうだ

もう少しだけ子どもでいたい
あの日の私を見つけられるまで

もう少しだけあの日の私を

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  • 非営利目的に限ります

カマワズカナエ

閲覧数:27

投稿日:2022/03/30 20:25:46

文字数:718文字

カテゴリ:歌詞

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