秋雨の夕映えが団地を輝かし
西暦に流鏑馬を照らしては瞬く
抱きしめた色彩は十日で褪せるけど

正しい言葉で君に伝えたいけれど
あの日の僕はそれを許さない
優しい孤独で君を奪いたいけれど
遠くの僕がそれを許さない

奇跡がかったこの季節さえも
優しい光を受信した愛も
全ては最低なる世界の筋書きと宿命
くだらないこの僕がくだらない恋をして
世界は明日に刷り変わる

落雷に垣間見た刹那の残像は
適正に絆された鈍色の優しさ
目を瞑り広がった世界は疑惑色

揺らめく意識の淵で君はいたけれど
一人じゃ何も出来やしない僕
皮肉な言葉で君を抱き締めるけれど
虚飾に浸る黎明は無価値で

奇跡がかったこの季節さえも
優しい光を受信した愛も
全ては最低なる世界の筋書きと宿命
降り頻るシナプスが白く舞い描かれて
君さえ明日に書き換えて

言い訳の眼差しも、
愛されたい幼児性も、
アスファルトのように踏みしめて
汚い笑顔で受け入れよう
青空に見下され、
涙に唾を吐かれても、
僕がボクと出逢うその日まで
壊れた世界で笑いながら

奇跡がかったこの季節さえも
優しい光を受信した愛も
全ては最低なる世界の筋書きと宿命
くだらないこの僕がくだらない恋をして
世界は明日に刷り変わる
やがて
凍てつく涙はこの心さえも
汚れた明日に連れて行くだろう
サヨナラ。今際になる世界のモノクロの宿命
燦々の太陽に今日もまた嫉妬して
暖かな孤独で生き晒せ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

明日。

閲覧数:131

投稿日:2012/01/01 21:57:51

文字数:612文字

カテゴリ:歌詞

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