涙色のイヴイヴ（off vocal）

http://www.nicovideo.jp/watch/sm13098265

歌詞


恋の奈落に落ちてく寸前　崖のふちであがく
誰かが背中押すまで　高みから見下ろすつもり？

初雪が降り　凍えて　握り締めた手が悴んでも
あの人の後姿を　そっと黙って見つめるの

街路樹キラリ　色付いた街　胸の隅に火が燈る
体温が追いつかないまま時は過ぎる

私とあなたとの距離は　メリーゴーラウンドのように
隣の席　家も一番地違い　でもいつまでも触れられない
明日はクリスマスイブで　だけどまだ踏み出せなくて
涙が溢れそう

去年作った手編みのマフラーが埃かぶっている
今年も出番ないまま　来年までおやすみかな

「別に明日じゃなくても　2月とかで構わないんでしょ」
余裕の独り言吐き　脳内緊急会議です

友達は皆　それぞれの予定
綺麗になっているのに
私は一人　お留守番のシンデレラ

舞踏会なんて出れずに　ガラスの靴なんか履けず
ごろ寝しながら特番でも眺めて　ひと時あなた忘れるの
そんな暗い未来が今　足音をたてて近づく
涙が溢れる

今年の初詣思ったこと　去年のクリスマスは駄目でした
今年の初詣誓ったこと　今年こそはあなたと過ごします
そして来年の初詣では　あなたと２人並んで祈るの
来年もその次も２人して　楽しく毎日を過ごそうね

イヤホン耳と耳を繋いだり　マフラー首と首を繋いだり
ストロー口と口を繋いだり　夜は心と心繋いだり
そんな儚い夢を見る独り　粉雪は絶え間なく降り続いてく

カレンダーをめくりながら　涙をポツリとこぼした
数字を彩るマーカーの落書きが楽しそうで辛くなる
未来を期待した私　彼女を裏切った私
涙が止まらない

「信じる者は救われる」なんて　誰かがのたまっていたような
私が信じきれなかったのは　自分自身だとやっと気づいた
そんな風に一人悟ったフリ
粉雪は絶え間なく降り続いてく