通ひなれたる道の末 夜も糺のかはらぬは
思に沈む御泥池
貴船の宮に着きにけり

北山駅に見送りし人 などしも捨ては果つらむ
身に赤き衣 頭に鉄輪 足に火をともし 炎の赤き 鬼となりて いであだ人の命とらむ

御泥池地蔵菩薩 方相氏が姿に化し給
羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 般若心経
あら恐ろしの般若声(ごえ)悪鬼心を和らげき
今こそ我と契らめ いざいざ水底にまいろうぞ

鬼と方相氏一つに交わり その丈千尋(ちひろ)の龍神となりて 池水(ちすい)を返して失せにけり 失せにけり

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京都深泥池彷徨(sideB)

京都北山散歩(sideA)」の歌詞を変えてみました。歌詞は「鉄輪」や「葵上」といった能から引用しました。

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投稿日:2024/02/01 11:01:00

文字数:243文字

カテゴリ:歌詞

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