運命が私達二人を出合わせた
人生が奏でる音が自然と流れていくように
でも、この幸せに慣れていってしまう度に
「終わりなんて来ないよ」なんて言いたくなってしまう
今はただ、ちょっとずつで良いから、小さな幸福を拾い集める
いつか二人は別々の道を歩んでいくから、
それまで愛を育んでいこう。

もしも私が、誰かの居場所を奪いながら
貴方の横に立っていられるなら
私は忽然と姿を消して
貴方の幸せを見守ってるほうがいいかな
それなら、もう自分の醜い感情に向き合わずに済むし
それなら、私達がどう出会ってどう恋に落ちたのかも
分からずにいたのかもしれない。

貴方に私を揺らがす悩みが一つ残らず伝わればいいと思うのに
誰一人私の秘密を知り笑わずにいてくれる、なんて信じられないから
そっと嘘をつき続ける。
もし、もしも貴方が少しでも
私が本当は貴方に不似合いな臆病者だと知ってしまったらなんて。
なのに、どうして?どうして?

目の前が灰色で覆われても、
いつか迷ってしまっても、
雲が空を覆い、雨に濡れても、
貴方が隣で
「明日もあるよ」
と言ってくれるだけで、私はやっと明日と向き合えるの。
目の前が暗くなり、視界が塞がれて、
光すらなくなっても、
貴方はぼやけた視界とホコリを消し去ってくれる。
私に目を開け、ああ、愛せる奇跡もあるんだなと思えるように。
貴方が私の名前を呼んでくれた日。

もしも貴方が自分の居場所を失い、
生きる希望もなく彷徨うとしたら、
貴方が反対すると知りながらも
私は知らない誰かに代わってほしいと思うの。
私達二人には、欠点もあるし、過ちだって犯す。
でも、そんな物を見つめるより、
微笑みあった方が良いと貴方は知ってるから。

いつだって祈るし、
いつでも、夢の中ででも、
自分の中で誓ってるのに
目を瞑ればすぐに
視界は灰色で覆われて
貴方は暗闇に呑まれてしまう。
もし、もし貴方が少しでも
私が貴方に不似合いなちっぽけな存在だと知ってしまったら、なんて
なのに、どうして?どうして?

夜が永遠と続く様でも
助け船なんでないと思っても
雨を凌ぐ屋根さえなくても
貴方が隣で
終わるまでずっと手を繋いでいてくれるそれだけで
また一日生きたいと思えるんだ
灰色で覆われて日々が
また色を取り戻すその日まで
貴方の為に何ができるだろうか?
一緒に目を開き、同じ色を見れる為に
今日この日、貴方に手を差し伸べる日にしていいだろうか?

初めて言葉を発しようと開けたこの口は
自分には価値がないなんて思ってしまったから
肺を押しつぶしてしまいそうなほど泣きじゃくったのかもしれない。
あの日、私はやっと気づけた
私の存在価値を
生き続ける事だったんだ、みつけるまで
あなたのことを


目の前が灰色で覆われても、
いつか迷ってしまっても、
雲が空を覆い、雨に濡れても、
貴方が隣で
「よかったね」と
と言ってくれるだけで、私はやっと明日と向き合えるの。
目の前が暗くなり、視界が塞がれて、
光すらなくなっても、
貴方はぼやけた視界とホコリを消し去ってくれる。
私に目を開け、ああ、愛せる奇跡もあるんだなと思えるように。
貴方が私の名前を呼んでくれた日。


あなたの名前を呼んでいいかな?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

アイネクライネ English Lyrics 和訳

閲覧数:726

投稿日:2018/02/15 17:52:46

文字数:1,354文字

カテゴリ:歌詞

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