【嘘つきカウント】
s
大丈夫なんて言葉を
僕は何度口に出してきた?
a
退屈な時間より 忙しい時間がいい
静かな脳には荒い波が立つから
a
見下されてしまうより 期待されていたいから
本当の自分隠して胸を張った
b
無力だよな 痩せた腕を眺める
空腹には少し慣れた
世間様に 顔向けできなくても
それでもまだ僕は夢を見る
s
大丈夫なんて言葉を
僕は何度口に出してきた
ざっと数えただけで9000と
300の嘘を重ねてきた
s
綺麗なだけの言葉が
いつか口癖になっていた
なぜひとりで抱えてしまうんだ
強がってしまうんだ 弱虫なくせに
b
情けないな 腫れた瞼に当てた
保冷剤で少し痛い
僕がひとり 欠けても明日は来る
それでもまだ僕は夢を見る
s
幸せだなんて気持ちを
僕は何度心に描いてた
ざっと呼吸した回数分と
たまに起きる奇跡を足して
s
色褪せないように語った
いつしか誰かと競うように
なぜむりやり笑ってしまうんだ
強がってしまうんだ 嘘つきのくせに
c
僕だって大人になったらさ
もっと強くなれると思ってた
今でも立ち止まって 躓いて 間違えて
ここにいる僕は 変わらない僕だ
s
大丈夫なんて言葉を
僕は何度口に出していく
ざっと数えて10000と
8000の嘘を重ねていく
s
上面(うわつら)だけの言葉が
いつか口癖になっていた
なぜひとりで抱えてしまうんだ
強がってしまうんだ 弱虫のくせに…
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