何かに誘われたように 歩いた並木
色づく葉を揺らす風は 冷たいけれど

赤や黄色に どれもが秋に染まる
眩しい夏は遠く 今年も季節が巡る

忙しい日々のすきまでちょっと一休み
たまには寄道も無駄足も気にせずに
古びたベンチ 腰かけ空見上げたら
深まる季節感じるよ 列に並んだ メタセコイア

いつかの色あせた夢を 歌いつづけて
なかなか目指す姿に なれないけれど
朽ち果てながら 落葉も土に還る
次の季節に備えて 姿を変えていきながら

木漏れ日の中 やさしさそっとすくいましょう
たまには攻撃も守ることも忘れて
かすれる夢もいつかはきっと届くでしょう
枯葉を落とし 朽ちながら 空に伸びていく メタセコイア

淡い青空 西の先へ転がる うろこ雲数えて
メタセコイアの並木道を歩く

忙しい日々のすきまでちょっと一休み
たまには寄道も無駄足も気にせずに
満たせぬ日々に いろんなこと悩んでも
メタセコイアはそのままに空に伸びていく

忘れかけていた やさしさを そっと教えてくれたよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

メタセコイア

閲覧数:361

投稿日:2017/12/03 12:53:04

文字数:441文字

カテゴリ:歌詞

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