拙いまた明日の約束
離した手の温もりを感じた帰り道
君はまだ憶えていますか?
靴ズレの跡残る
足を揺らし
ずっと待っていたんだよ
なんて
恨みごとの一つや二つ
君は気にしないで
笑うんだろう
錆びれた平和の音が
今日も鳴っている
影踏み遊びの僕らはふたり
涙を隠して
笑ってる
拙いまた明日の約束
もう二度と果たされることは無いそれに
僕はまだ想い馳せている
失った右足を
恨めしげに
覗きながら思うんだ
なんで
僕が生きているのかなってね
君は僕のこと
恨んでいいんだよ
拙いまた明日の約束
それは果たされはしなかったけれど
まだ忘れなくていいですか?
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