終わりのない旅のなか 流れていく時のなか
あなただけを置き去りに 僕達は前へ進む

悲しいとか 狂おしいだとか
うしなうことの意味など 知りたくもなかったのに
あなたが残したものを
愛して 愛して
夜が深くなる

あの日あなたがくれた 沢山の優しさ
胸の中にしまって
いつか全てが宝物

音もない夜の調べ 響き渡っていたんだ
うしなうことの意味さえ 知らないままいられたら
笑顔のままいられたのだろう

冷えてしまった身体に
耳を寄せて確かめた 左胸の鼓動さえ
静かに 静かに
音を止めていた

追いつけない速度で うたかたの向こうへ
たったひとり去ってしまった
あなたの亡骸を……

終わりはないよ
まだ見えないよ
僕らの旅は
僕らは

音もたてず夜がきて 終わりなき旅で僕は
あなたがいない夜明けを
見つけて 見つめて
朝に焼かれてく

静寂に満たされた 夜はいつか終わり
穏やかに訪れる朝と明日にひたされて


#ひらがなver.#

おわりのないたびのなか
ながれていくときのなか
あなただけをおきざりに
ぼくたちはまええすすむ

かなしいとか くるおしいだとか
うしなうことのいみなど
しりたくもなかあたのに
あなたがのこしたものを
あいして あいして よるがふかくなる

あのひあなたがくれた
たくさんのやさしさ
むねのなかにしまあて
いつか すべてが たからもの

おともないよるのしらべ
ひびきわたっていたんだ
うしなうことのいみさえ
しらないままいられたら
えがおのまま いられたのだろお

ひえてしまあた からだに
みみをよせてた しかめた
ひだりむねのこ どおさえ
しずかに しずかに おとをとめていた

おいつけないそくどで
うたかたのむこおえ
たあたひとりさあてしまった
あなたのなきがらを

おわりわないよ
まだみえないよ
ぼくらのたびわ
ぼくらわ

おともたてずよるがきて
おわりなきたびでぼくわ
あなたがいないよあけを
みつけて みつめて
あさにやかれてく

せいじゃくにみたされた
よるわいつかおわり
おだやかにおとずれる
あさと あしたに ひたされて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

さよならが届くところ

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投稿日:2024/04/19 19:28:52

文字数:893文字

カテゴリ:歌詞

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