僕はメタフィクション

「そうして描かれた僕らは、あなたの願いを載せて泣くのだ」

物語は、描いた人の思いを載せて作られるものだと思います。
そんなことを歌っています。


新アルバム「シンシアリーシンパシー」収録曲です。

2020/11/15(日)THE VOC@LOiD M@STER 45(ボーマス45)にて頒布予定。

か15「Syncerely Syncopation」
全20曲収録 1000円

アルバム詳細 → https://sincerelysympathytokusetsu.tumblr.com/


作詞・作曲：ねこぜなおとこ
歌唱：初音ミク

孤独で切った指
流れた涙で
叩いたキーからは
物語が生まれる

そうして描かれた「僕ら」は
あなたの願いを載せて泣くのだ

嘘の中の本当から 本当の中の嘘まで
祈り込められ 生まれた僕らは

嘘の中の本当を 本当みたいに包んだら
次元 介して 知らない誰かへ

伝わるように


鼓動に混じる毒
暴れた血反吐で
ただれたキーからも
物語が生まれる

そうして描かれた「僕ら」は
あなたの願いを載せて死ぬのだ

本当の無い世界から 嘘の無い心の奥まで
呪い込められ 生まれた僕らは

嘘の中の本当を 信じている
描かれ 生まれた意味を求めてさまよう

祈りも呪いも
文字の隙間に詰めて
怒りも光も
全部 手渡すように
僕らは躍る 文字の中で

嘘の中の本当を 信じてほしい
見つけて 心の隅で僕らは生きてく

本当の中の嘘から 嘘の中の本当まで
祈り込められ 生まれた僕らは

嘘の中の本当を 本当みたいに包んだら
次元 介して 知らない誰かへ

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