少し昔の話

いつもの帰り道

私が一人で森の細い道を抜けて歩いていた

初めて出会ったとき彼は道端で

血だらけになって倒れてた

いつしか彼と私はとても仲良くなった

そして気づいてしまった彼に恋したこと

そこからの日々はとても足早に過ぎていった

時々外を見る姿になにかを感じながら気づかないフリをした

そしてあの日になる

彼女は唐突に彼を奪って行く

忘れている彼はなにもわからないと言うのに――――

彼は彼で何かを悟って

歩き始める

手を伸ばし捕まえようともがくけどいま彼に手が届かない~

近くて遠いこの距離に何もなす術がないよ

そして今の話

彼はいなくなった

時々思い出す彼に涙を押さえて笑う私は上手く笑えてる?

小鳥に聞いて空を見る


悲しみの涙が出る

その涙は世界を包む

遥か彼方の彼にも

届くように

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

こむかしばなし

お話風の歌詞。


お好きにしてください

閲覧数:32

投稿日:2011/11/18 22:40:16

文字数:380文字

カテゴリ:歌詞

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