ジャケット

華はひとひらに
照らす理求め

恋は悪戯に
明日を告げずに散らん

永遠にゆく祈りを
誰の美旗へと注げるのか

やむごと無き声に
こぼれ生きるこの黒ガ丘

君、求めるほど 時は
移ろい冷めても消えず

肩越しの香り知るは
影に親き色覚えず

夢は頑なに閉ざす
偽り知らず

時は果てし無く
繋ぐ無情な螺旋

語りゆく悲劇は
いつか楽園と遂げるのか

美しき希望に
すがり生きるこの黒ガ丘

月、燃えゆくほど散らん
袖の揺湯(たゆた)いを残し

憐れみの朝を知るは
闇に霞し空忘れず

永遠にゆく祈りを
誰の美旗へと注げるのか

やむごと無き声に
こぼれ生きるこの黒ガ丘

君、求めるほど...
移ろい冷めても...

肩越しの涙知るは
恋に抱かれし闇落ちて

君、求めるほど 時は
移ろい冷めても消えず

肩越しの香り知るは
影に親き色覚えず

00:00 / 05:36

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

黒ガ丘

楽団左指です。
今回の楽曲は和物に挑戦してみました。
ですが、ただ和風の楽曲という形ではなく
楽団左指らしいエッセンスを追加できるように
心がけております。

歌詞を作成する際の参考に和歌を読み漁った
のですが、短い文章でありながら心情や風景
を感覚的に連想させる作りに改めて感嘆を
覚えると共に、100年、200年たっても我々の心を
揺さぶる文章であるという事実は、人間の本質
の心情はさほど変わらないのだなあと感慨深く耽て
しまいました。

是非ご視聴いただければ幸いです。

閲覧数:215

投稿日:2016/01/30 14:28:14

長さ:05:36

ファイルサイズ:8.1MB

カテゴリ:ボカロ楽曲

クリップボードにコピーしました