花想いのころは ヤマドリ つれて
染めた袖 ひろげた 野辺の 火のさき 

羽根かわる 日和は バター 溶かして
砂の家 ほどけた 湯気の ゆくさき

沢を囃して
綿毛の便り
うららのたまり
森と木の間に
 
まだ 夢見のころは 声もわすれて
花の色 かぞえた うららのたまり

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