未明の空を横目に部屋を抜け出す
街灯の明かり頼りに歩く
ひとりきりで

眠れない日が続いて体が重い
遠ざかる背中の夢
光 あの微笑み

こんなこと言っても聞こえていないだろうけど
憧れていたから 祈っていたから
奏でたら響くと信じた歌だ

掠れていく声が空しい
どれだけ息を吸っても続かない
言いたいことなら山ほどあって
出しても出しても消えない

上手くいかなかった今日は明日が怖い
上手くいった今日でさえ未来は暗闇だ
あの日の君はどうやって笑っていたんだろう
あの日の僕はどうやって日々を越えてきたんだろう
思い出せない

掠れていく大事な記憶
あの日の約束は果たせないまま
東の空 思いを馳せて
オレンジが滲む遠い光だ

声を聞いてよ

掠れるような思いを抱いて
どうにか保ってきた日々だから
あの日のように笑えなくても
どうにか繋いできた今だから

オレンジの空 祈りの歌
響くと信じてまた奏でた
掠れるような声でいいから
空に溶けて消えても
また歌うから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

トワイライト

閲覧数:77

投稿日:2023/10/26 20:59:58

文字数:432文字

カテゴリ:歌詞

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