【　葬　】※

出会いの冬
土砂降り　雪になればと祈っていたら
「同感」と
雨宿り同志のアナタが笑った

口にしていた事よりも
返事が来たことに　トキメイタ

再開の春
キャンパスで桜に埋もれたアナタが
「ひさしぶり」と
新入同志のアナタが笑った

偶然に嬉々するよりも
覚えていたことに　トキメイタ

同じ出会いを宝石のように
磨いては　削り　掲げ　眺め
まるで小説のような日々
二人の距離は近く遠く
唇を重ねただけの関係

別れの冬
記録的な積雪　Y字にそれる足跡
「じゃあな」と
失恋同志のアナタが笑った

耐久年数というよりも
四年間という　契約期間

サイゴまでは見届けられない
程度の関係だったけど
一筋の涙を流すくらいの
関係ではあったよね？

再開は春
鯨が青空でたなびく
「イイ友達」として
出席したアナタのサイゴ

終焉に嘆くよりも
覚えていたことに　トキメイタ

ライセンス

※【　葬　】

cocotuki

オリジナル歌詞。

タイトルと本文が対になる内容の詞って、
読み進めていくと真相解明される、あの感じ。好き。

ああ！　そういう意味か！！！
ってなる瞬間が凄く好き。

それだけじゃなくて、タイトルが重いのに、テーマがあったかい色をしているものも好き。

。o○。o○゜・*:.。. .。.:*・゜○o。○o。
　　　
　　　　ちょっとした解説

。o○。o○゜・*:.。. .。.:*・゜○o。○o。

・キャンパスと桜、進入同志→新大学生のこと
・唇を重ねただけの関係→友達以上恋人未満又は恋人
・四年間、契約期間→卒業後それぞれの進路で別離
・サイゴまで見届けられない→死の間際にいられない、お骨拾い
・鯨が～→鯨幕

。o○。o○゜・*:.。. .。.:*・゜○o。○o。

ちょっと分かりにくい表現使いすぎた。
反省orz

でも今の力量だと、これが精一杯。

＞サイゴまでは見届けられない
＞程度の関係だったけど
＞一筋の涙を流すくらいの
＞関係ではあったよね？

手前味噌だが、ここの連が凄く好き|電柱|。´・ω・。)ゞエヘ