A
君は僕に言った その儚げな顔で
怖くないさと その震える口で
告げられた言葉は 心を苦しめた
君の一重瞼が覆う 目が潤んでいた

B
いつの間にか答えは
遥か遠い場所へ 消えていった
僕の中に留まらずに
君はもう居場所を見つけているのかな

サビ
時は流れていく 止まることなく
一度止まった時計は 動き出さない
その時計に僕は 何を残せただろうか
秒針を狂わせるほど 乱しただろうか
君に問う時間は 既に置いてきてしまった
君は…

A
“それ”が僕に言った その作られた顔で
余地はないと その誇らしい口調
告げる言葉なんて 何も浮かばない
僕が二回目を誘う 文字が無くなった

B
初めての行き先は
何処に行ったなんて 覚えてない
君は固く閉ざされてた
僕はまだ居場所を見つけられてないよ

サビ
時は流れていく 止まることなく
一度送った時間は 取り戻せない
この扉に君が 全て残ってるんだろうか
心を狂わせるほど 美しく咲く華
君を請う時間の 線を辿ることはなかった
僕が…

C
三回目、君に会うには 随分地味な服だね
九分五厘の声は なんだったのだろう
七回目、君と会うのに 不思議に思い馳せる
九分五厘なんてもう なくたっていいのに

サビ
時は流れていく 止まることなく
一度動いた想いが 動き出してく
この家族に僕は 何かを残せただろう
記憶を狂わせるほど 時は残酷で
君に言う言葉は 既に燃え尽きてしまった

君は…寂しいだろうか…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

九分五厘

確率なんていらない。

閲覧数:126

投稿日:2016/11/13 11:41:57

文字数:629文字

カテゴリ:歌詞

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