白い雲を素足で歩く
ほらそこには虹の滑り台 傍には月のブランコも
猫がプールで泳いでる 魚が砂場で遊んでる
鳥は地面を駆け巡り 犬が羽ばたき空を飛ぶ
なんて不思議な空間だろう とても楽しげで酷く不気味
だってありえない世界だもの

白い砂を素足で砕く
ほらそこには石の昇り棒 傍には波のシーソーも
星と星とが笑い合う お日様が口笛を吹く
象が一輪車を漕いで 蝶が二本の足で立つ
どうして私はここにいるの 誰がどうして呼んだのだろう
ここは私の知らないところ

尽きぬ疑問に誰か答えて
「お答えしましょう、僕でよければ」 変な人がやってくる

「初めまして、僕は孤独の王」
「遊びませんか、僕と遊びませんか。この世界で遊びましょう」
おかしな人 とても不思議な人ね 遊び相手なら他にもいるでしょう
けれども彼はこう言った
「だって彼らは虚像だから。僕が作った偽物だから」
「一緒にいて、僕は孤独の王」
「さあ遊ぼうよ、僕とともに遊ぼう。ここにいれば楽しいよ」
哀れな人 とても不幸な人ね 遊び相手なんて他にはいやしない
けれども彼はこう言った
「だって今日は君がいるから。僕が選んだ君がいるから」

孤独の王が笑っていた
ここはすでに壊れた世界 不気味で歪な異世界
影が私を追いかける 闇が私を追い立てる
こんなところにはいられないわ 早くここから逃げ出さないと
なのに出口はどこかわからない
迷い込んだらもう帰れないの

「僕のネバーランドへようこそ!」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
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孤独の王

ちょっとダークなファンタジーのイメージです。童話チック?

閲覧数:90

投稿日:2010/01/05 01:09:28

文字数:627文字

カテゴリ:歌詞

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