戻れやしないと

鏡にうつって 消える
あざけ嗤う声が うるさいよ
無機質に君は告げた
さあ嘘を探そう


仮面を被って 黒い息を吐く
身代わりを探して お前とほざく

群れを成して嗤う


脳内会議さ あざとく振る舞え
迷えど答えは いつも同じさ

罪を着せてかわいいと言う


俯く 影も
落ちてく 日々も
深紅の瞳、いつしか僕は魅せられていた


瞳にうつって まばたく
無機質な笑いが こだまして
間違いでしたと告げて
君は微笑んだ


自分はなんだと 探る声痛く
絡まって朽ちて 限界を知る

嘘はほどけないと

偽善者は嫌いだ 君は呟いた
滲みるその声 僕は笑った

赤く染めろ 柘榴のように


ほどける 君も
絡まる 僕も
躍り歌え 狂ったこの世界に祝福を


言葉にうつって 奏でる
囁く歌声が 痛すぎて
貴方の言葉、嘘だと
君は僕を見てた

偽善者なんでしょう
今さらなんだねと 呟いて
深紅に光る瞳
押し隠してまた
善者のふり


何者なのかさえも今
麻痺したのに
それでもいまだ
黒い水に溺れてゆく
死にたくない


目を醒ませ

仮面にうつって 壊れる
滲みでた嗤いが 囁いて
這い上がれない程に今
落としてあげる

存在の証明をしよう
歪んだこの衝動を 吐き出して
善者のふりはおわり
さあ君の番だ 喰らいつくせ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

嘘つきの冒涜

ハル東様のオリジナル曲その11の歌詞です。

https://piapro.jp/t/Ah41

閲覧数:274

投稿日:2019/12/08 10:05:49

文字数:666文字

カテゴリ:歌詞

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