とある雨の日 しとしと 音がする
私は動きやすい格好で とりあえず外に出た
何はともあれ 雨は頭が痛くなるし じめじめして あまり気分のいいものじゃない
でも独特の匂いがする いつもの景色も
どこか 何か 違う

日常じゃ通り過ぎてしまう駅で降りて
何の目的もなしにふらふらと歩いた

いつだって何かの意味を求めて 生産性を出そうとして 余計なことはしないようにしようとしている 僕らにはもっと必要なことがあるじゃないか 頭を休める時間がいるんじゃないか
偶然が何も起こさなくても それでいいんだ

なんとなく雨が上がって 涼しい風はそのままに 気分も何処となくいい雰囲気で
たまに通る人影と交わり合った車両で時間と時間の間で揺らめくような気がした
独特の匂いは残って でも景色はまた移り変わっていた

意図せぬ時間に名前をつけないで 学校サボったっていいじゃないか どうせやりたいことはやりきれないなら 僕が選択することも必要だな
後悔だって いくらでもしていいんだ

日常に頼って生きている間に通り過ぎていたせっかくのチャンスを掴みたいと思うけど
そんな焦らないでよ 

いつだって何かの意味を求めて 生産性を出そうとして 余計なことはしないようにしようとしている 僕らにはもっと必要なことがあるじゃないか 頭を休める時間がいるんじゃないか
偶然が何も起こさなくても それでいいんだ

何もない日に祝福を

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

とある雨の日の

散歩をした、とある雨の日。

閲覧数:33

投稿日:2022/08/06 09:31:45

文字数:604文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました