あねもねぐりっち

 うた:めいかひめ

 どくが からだを むしばみまして
 うやむやに つきしぐれに あたりました
 はなを ひとつ ふみつぶした
 むりやりに ねじきると にぎりしめた

 よるの とばりの なか
 ぬけだせる はずも なく
 すれた てつくずと すいぎんは
 いたずらに はしりました

 いみも わからぬ まま
 にげだせる はずも なく
 きえた おもいでを したためて
 ひたすらに なきました 


 くもは よぞらを むしばみまして
 たちまちに つきしぐれは あめのなか
 はなは とうに かれてました
 ぐらぐらと おちたので なげすてました  

 こえも きこえぬ まま
 ふみだせる はずも なく
 みえた さみだれの あまつぶで
 しらぬまに さびました

 かおも はがれた まま
 ふみだせる あしも なく
 おれた みぎうでは あのころの
 おもいでを なぞりました


 ひびく のいずの なか
 おもいでは きえていき
 ひどく ざらつき みみざわりな
 おんがくを かなでました

 さびた からだの なか
 おもいでを したためて
 にどと とどかない あのころの
 おもいでを なぞりました
 おもいでを なぞりました
 おもいでと なきました

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

あねもねぐりっち 歌詞

あねもねぐりっちの歌詞です

閲覧数:4,465

投稿日:2020/07/20 17:03:56

文字数:553文字

カテゴリ:歌詞

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