ある朝起きたら太宰になってゐた
昼夜問わず中也と争い
ひとまず小説を書いてはみたが
また落選 ギブミー頂戴芥川賞

人間失格 ロマネスク 八十八夜 きりぎりす

時は流れて
文学じゃ食えんのでラノベ書いてみた
文体古いと叩かれた
パンチラを文学的に描写すれば
「風立ちぬ、下着若干あらはなり。」

人間失格 ロマネスク 八十八夜 きりぎりす
手近な女性(ひと)捕まえて 玉川上水グッド・バイ

君文学こじらせたでしょ 君こそ太宰 君こそ堕罪
臍の緒みたく繋がれ 女生徒諸君沈み込め
君思春期に素晴らしきかの挫折胸に抱き
落丁乱丁繰り返す 愛とはどんなんだい?

選ばれてあることの恍惚と不安
七対三で不安が勝っちゃって
着物質屋へと恥にまみれて
泥臭いのは流行らん もういい歩けメロス

死にぞこなってるのさ 死にぞこなってるのさ
僕ら四六時中 死にぞこなって死にぞこなって
本棚混んでるのさ 魚の棚混んでるのさ
後悔なんてないさ

君文学こじらせたでしょ 君こそ太宰 君こそ堕罪
臍の緒みたく繋がれ 女生徒諸君沈み込め
君思春期に素晴らしきかの挫折胸に抱き
落丁乱丁繰り返す 愛とは? とは? とは?

1948 6月13日 何度でも時間は巻き戻る
もっとマシな結末書かせろ 加筆する修正する

君文学こじらせたでしょ 君こそ太宰 君こそ堕罪
思春期に素晴らしきかの挫折胸に抱き
落丁乱丁繰り返す あゐどんわなだゐ

桜桃香れば 筆先に花咲く

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走れ太宰

ある朝起きたら太宰になっていた人の歌。

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投稿日:2017/11/17 19:01:21

文字数:622文字

カテゴリ:歌詞

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