【A】
モノクロの雑踏を 急ぎ足 すり抜け
蹴飛ばした葛藤も目を閉じて見ないふり
誰も 皆 きっと そう オトナぶった顔で
言い訳 理論武装 予定調和のシネマ

【B】
この街じゃ 最近 騙し騙されなんて
悲劇ですら 最早 なくなったらしい
だったら もう イイコでいたら損するだけ
だから イキましょう?

【C】
Junk Jacker Jack 我が物顔でさ
掌の上 踊るふりして 踊らせてやれ
窮鼠だって ほら ライオンにトドメを
もう何も無くさぬように 強かに笑え

【A】
デジタルな算段も そろそろお手の物
吐き出した渾身のシナリオで塗り固め
手に入れた燦然と輝く宝石は
自由という名の 病み付きになる刺激(スリル)

【B】
この街のルールは『喰うか、喰われるか』だって
気づいたのは もう ずっと前のことだっけなあ
だったら もう ただ泣いてるだけじゃダメでしょ?
だから 選んで

【C】
Junk Jacker Jack 誰のものでもない
地図にない道 駆け抜けたなら さあ 何処へ行こう?
一寸先は 楽園にすりゃいい
自分次第で描く未来へ 加速していこう

【C】
Junk Jacker Jack 我が物顔でさ
掌の上 踊るふりして 踊らせてやれ
待ってたって ほら 何も掴めやしない
自分次第で描く未来の 誰よりも先へ



*****
読み


【A】
ものくろの ざ(っ)と(う)を いそぎあし すりぬけ
けとばした か(っ)と(う)も めをとじて みないふり
だれも みな き(っ)と そ(う) おとなぶった かおで
いいわけ りろ(ん)ぶそ(う) よていちょうわの しねま

【B】
この まちじゃ さいきん だまし だまされ な(ん)て
ひげきですら もはや なくなったらしい
だ(っ)たら も(う) いいこで いたら そんするだけ
だから いきましょ(う)

【C】
じゃ(ん)く じゃ(っ)かー じゃっ(く) わがものがおでさ
てのひらの うえ おどる ふりして おどらせてやれ
きゅ(う)そだ(っ)て ほら らいおんに とどめを
もう なにも なくさぬよ(う)に したたかに わらえ

【A】
でじたるな さ(ん)だ(ん)も そろそろ おてのもの
はきだした こ(ん)し(ん)の しなりおで ぬりかため
てにいれた さ(ん)ぜ(ん)と かがやく ほうせきは
じゆうと いう なの やみつきに なる すりる

【B】
この まちの るーるは く(う)か くわれるか だ(っ)て
きづいたのは も(う) ず(っ)と まえの ことだっけな(あ)
だ(っ)たら も(う) ただ ないてるだけじゃ だめでしょ
だから えらんで

【C】
じゃ(ん)く じゃ(っ)かー じゃっ(く) だれの ものでも な(い)
ちずに ない みち かけぬけたなら さあ どこへ いこ(う)
いっすん さ(き)は らくえんに すりゃ いい
じぶん しだ(い)で えが(く) みら(い)へ かそくして いこう

【C】
じゃ(ん)く じゃ(っ)かー じゃっ(く) わがものがおでさ
てのひらの うえ おどる ふりして おどらせてやれ
ま(っ)てた(っ)て ほら なにも つかめやしな(い)
じぶん しだ(い)で えが(く) みら(い)の だれよりも さきへ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【採用】Junk Jacker Jack

サティ様の楽曲、 【歌詞募集】タイトル未定【4月7日締切】http://piapro.jp/t/e4H9への応募用に書き下ろした歌詞です。

ご採用頂きました、有難う御座いました!
今後、作曲者様のご希望があれば編集・修正可能性有りです。

疾走感のある曲調、ちょっと拗ねたようでいてしっかり前を向いた印象のメロディ、素敵で印象的な曲の魅力にやられました。

テーマは『下剋上』『反骨精神』『強がり』『大人ぶった子供』『ストリートキッズ』。
タイトルの“Junk Jacker Jack”は、
Junk=がらくた、寄せ集め
Jacker=狩人、密猟者
Jack=少年
という意味の単語3つを繋げた捏造熟語です。なんかそんな感じの主人公をイメージして頂けたら。(笑)

勢いとリズム感を重視したかったので、歌詞中には一音で複数文字発声することや無声音で歌うことを想定した部分が結構あります。

非常に楽しく作詞させて頂きました。

閲覧数:485

投稿日:2014/04/09 23:12:36

文字数:1,384文字

カテゴリ:歌詞

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