初音ミクオリジナル曲「パラドックス・パラソル」

ルタン

小学生のルタン３世が３日間で作曲した３つめの作品。「ボカロ」の楽曲は主にFinaleに音符を打ち込んで作るので、音色にいくらかの不満は残るが、楽譜が残るという利点がある。楽曲ができたとき、管楽器とハープの使い方が効果的なことに大変驚かされた。スコアを見せてもらったら、最初はホルンのロングトーンの上で２本のピッコロが楽しく歌っており、最後はトランペットのロートーンが全体を支えている。この発想と効果に、長年、吹奏楽やオーケストラとかかわってきたルタン２世は完全に自信喪失となり、しばらく作曲をすることができなかったのを思い出す。この楽曲の紹介では、作曲の何倍も動画に時間を費やし楽しいを作った。歌詞はこの作品もメモ書きから適当にルタン２世が作ったもの。それなりに歌詞には意味があるけれども、作曲した本人はあとから内容を知ったこともあるようで面白い。作曲依頼があればかなり速くご要望に近いものを作ることができるルタン３世なのでチャンスをあげていただければありがたいと思います。