言わないでほしかった
見えないでほしかった
嘘で隠した本当を
あの花火を
いつも思い出している
あの藍色の夜を
ひとりになると怖くて泣いていた私を
抱きしめた左手がまだ愛おしい
言わないでほしかった
見えないでほしかった
嘘で隠した本当を
あの花火を
言わないでほしかった
見えないでほしかった
嘘だって本当にしてよ
あの花火が繰り返す
夜になっても
冷えた指先まだ消えないでいてと
ずっとずっとずっと願っているの
それでもまだ
言わないでほしかった
見えないでほしかった
嘘で隠した本当を
あの花火を
もう言わないでいて
叶わないままこんな想いなら
あの花火と一緒に打ち上がってしまえよ
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想