柔い白に溶け込む赤
刻んだものは消えずに残り
僕の心を戒める
自ら鎖で縛ってみても
抑える理性は乏しいもので
再び犯す過ちたちを
壊れかけの人形のように
明日を踊って過ごしましょ
狂って堕ちて真っ逆様
其の眼に光を灯さずに
陥れるはこの世の理
世間が生んだ生きてる証
君達は是を蔑みますか?
楽しい日々とは無縁の是に
君達は是を哀れみますか?
傷付けたのは是ではないの
傷付けたのは世界なの
この手で壊せぬ世界なの
取り戻すのは困難で
壊すことも容易くなくて
君達にはわからぬ世界を
歩んだものにしかわからぬ世界を
この手で壊したかったの
生きてる証を刻んだ白に
行く当てなどは何所にも無くて
ただただ涙の蒼に溺れてゆくの
赤も青も白も混ざって
何時しか心は黒一色へ
昨日も今日も明日も消して
進むべきは惰性の日々かな
愛しき日々は 今何所に
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