僕は君じゃない 僕以外の誰でもない
君の大事な人形でも 君が求めていたあの人でもない

僕は君じゃない 君の望むものじゃない
僕は僕としてだけ ここにあることを許される はずなのに

君は僕の何を見ていた?
過ぎ去った人の面影か

いつからか道を違えて どこにも依れない 迷子
大事なプロセスをいくつかすっ飛ばして 生まれた生命が泣いているよ


僕は君じゃない 僕は僕だけのもの
君がいいと思う服も 薦める武器もきっと似合わない

僕は君じゃない 君は僕じゃない だけど
誰か何かに振り回され 僕は僕にさえ なれないまま

繋いだ手払って何がしたいの
独りになり 輪郭を失くした

いつどこで見失った 今もなお僕は 僕か
要を失くした不完全な生命が みっともないぐらいに、息をしている


それでも諦めきれないんだねぇ・・・


僕が壊れても、君が涙しても
たとえ明日世界が終わっても
僕は君じゃない

僕は、君じゃない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

僕は君じゃない

アイデンティティの確立に悩む思春期男子の歌。

束縛から自由になっても、いざ自由になると自分で立てるほど自我が確立してない。
そういう現実に失望しつつ大人になっていくのかなあと偉そうに思う。
自我っていうのは結局誰かとの関わりの中で生まれるもんだってことも分かるのかもと思う。

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投稿日:2015/05/13 22:52:58

文字数:411文字

カテゴリ:歌詞

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