雨の降る街でみつけた 水底に沈んでくその身体
夜明けを待ち侘びて濡れた 細い肩 溶ける刹那に 手を伸ばした

(悪い夢を見てた) lonely
(君の願いは) 一つ

触れることすらできなくて 熱を焦がれるその瞳に
溢れた涙 結露のよに
(流れてゆく 冷えたヒトシズク)
朽ち果てる前に教えて
(籠の中で 謳えるカナリア)
あなたの愛し方を 今


死の匂いで満ちた箱は あまりにも静かで痛いけれど
白い寝台(ねだい)に揺れている 灰の花を慈しみつつ 眠りにつく

(悪い夢を見ては) lonely
(私の横で囁く) call me
(願いはただ一つ) hold me
(それすら永遠に) 叶わない


今日も触れることすらできなくて 熱を焦がれるその瞳に
溢れた涙 結露のよに
(流れてゆく 冷えたヒトシズク)
朽ち果てる前に教えて
(籠の中で 謳えるカナリア)
愛し合うことの意味を

触れてしまえば消えてゆく それだけが運命(さだめ)だとしても
終わりの刻を抱き締めたい
(此処にいたい 此処で生きてたい)
あなたの声が溶けてゆく
(だけど 拒むことなどできない)
今だけ熱いくちづけを I give you my heat

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

Melting ice

求めてはいけないとわかっているのに。

曲を募集しております。タイトルは『Melting kiss』と迷いましたが、どちらでも構いません。

求めてはいけないささらさんを求めるルカさんの歌です。
病床に伏す少女を溶けかけの氷になぞらえて。

カナリア→鳥の一種。籠の鳥の比喩に用いられる

歌詞募集(http://piapro.jp/t/8GnJ)に応募させていただいたものです。

閲覧数:377

投稿日:2015/04/01 07:40:33

文字数:515文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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