ジャケット

揺れたアップルピーチ・ティー

いつもと同じ世界違うのは
ようやく半袖になったことで
久しぶりのこの開放感
夏色の風が吹く

自動販売機の熱
指が勝手に
選んでいるんだ
金色をした冷たく甘いフシギ
夏の恋ストロー通り抜けて
はじける

ひまわり畑の
汗がにじむ暑さに
第一ボタン開けて駆け出した
アスファルト蹴ったら持っていた制カバンの中で
揺れたアップルピーチ・ティー

君が笑う教室入る朝
なんだか石鹸の香りがして
周りの女子たちに恐怖感
可愛さが欲しくなる

自分の顔が持つ熱
君が隣に
座っているんだ
水色のノート開いて見ないフリ
夏の恋素直にはなれなくて
はじける

真面目な横顔
照らしてた太陽に
甘酸っぱすぎて鼓動が鳴った
スカートの裾をぎゅっと握ったら恋しくなって
飲んだアップルピーチ・ティー

季節は夏色
難しい片想い
金色の泡がひとつ消えたら
シャツをなびかせるそよ風が吹いた心の奥で
揺れたアップルピーチ・ティー


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☆読みがな・文字数☆

ゆれたアップルピーチ(ティ)ー(12)

いつもとおなじせかい ちがうのは(10・5)
ようやくはんそでになった ことで(12・3)
ひさしぶりのこのかいほうかん(14)
なついろのかぜがふく(10)

じどうはんばいきのねつ(11)
ゆびがかってに(7)
えらんでいるんだ(8)
きんいろをしたつめたくあまいフシギ(17)
なつのこいストローとおりぬけて(15)
はじける(4)

ひまわりばたけの(8)
あせがにじむあつさに(10)
だいいちボタンあけてかけだした(15)
アス(ファ)ルトけったらもっていたせいカバンのなかで(23)
ゆれたアップルピーチ(ティ)ー(12)

きみがわらう(きょ)うしつ はいるあさ(10・5)
なんだかせっけんのかおり がして(12・3)
まわりの(じょ)したちに(きょ)うふかん(14)
かわいさがほしくなる(10)

じぶんのかおがもつねつ(11)
きみがとなりに(7)
すわっているんだ(8)
みずいろのノートひらいてみないふり(17)
なつのこいすなおにはなれなくて(15)
はじける(4)

まじめなよこがお(8)
てらしてたたいように(10)
あまずっぱすぎてこどうがなった(15)
スカートのすそを(ぎゅ)っとにぎったらこいしくなって(23)
のんだアップルピーチ(ティ)ー(12)

きせつはなついろ(8)
むずかしいかたおもい(10)
きんいろのあわがひとつきえたら(15)
(シャ)ツをなびかせるそよかぜがふいたこころのおくで(23)
ゆれたアップルピーチ(ティ)ー



*カッコ内は1文字換算します。

00:00 / 03:53

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

アップルピーチ・ティー

閲覧数:754

投稿日:2014/08/31 20:20:11

長さ:03:53

ファイルサイズ:8.9MB

カテゴリ:音楽

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