夢に沈むライトの 電池がそろそろ切れる
か弱い光で照らした 幼い日々の憧れ
見失った景色を もう一度思い返して
あの頃の私の瞳は 今よりも小さかった
悲しいことばかりでもなかったけど 嬉しいことばかりでもなくて
今をまた振り返るときに 私は何を 思うだろう
夢に沈むライトを 落としたのはいつだろう
照らされた自分の顔が ぐちゃぐちゃに見えるみなも
夢を語るには乏しい 自分の無力を恥じて
あれから私は何をした 何をした 何をしてきた

夢に沈むライトは 誰からもらったものか
照らしてたはずの道は いつか茂みに埋もれて
轍の跡形さえも 歩かぬうちにいつしか
いつのまにか霞んで そして忘れてしまう
出会いと別れの繰り返しと その隙間に落ちる静寂に
耳を塞いだ自分へ向けて 私は何を してあげられる
夢に沈むライトを その灯が消えないうちに
また握り締めるために 今何ができるだろう
暗闇にうずもれては 寂しく燈る光が
私に背中を向けてから 何をした 何ができたんだ


知らない顔で見えないふりをして いつの日にか忘れてしまうものは
夢なんてやさしいものじゃなく 私のあなたの心そのもの
暗闇に沈む夢の跡さえ それが何かわからないまま
立ち尽くすようなものに それでもなりたいというだろうか
夢に沈むライトのフィラメントが 切れるときを迎えるまで
くべる情熱を 持ち続けるだけの覚悟を
決めることのできる時は そう長くはないことを
人はいつのまにか 忘れてしまう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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ライト

もうちょっと推敲すべきだった

閲覧数:151

投稿日:2017/12/02 23:04:52

文字数:632文字

カテゴリ:歌詞

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