「夢見てるような暇はない」と
耳元で叫ぶアラーム
重たい身体揺らす
思考ごと掻き消す

慌ただしい雑踏 人の声
けたたましくベルが響く
耳が痛くて 逃げ出したくて
イヤホンで誤魔化した

流れるまま 流されてゆく
ただ 今日を生きるだけ

ふわり 浮かぶ 僕の思い
何物にもならず消えてゆく
ぐにゃり 歪み 崩れ 壊れ
他人に埋もれてく僕は
僕の明日はどこにある


真夜中 一人 帰り道
夜空にきらめく星
澄み切った光は眩しくて
目を伏せ薄く笑った

星見て 未来に憧れた
そんな あの日の僕ら
遥か遠い輝きは
それに似ているようで

真っ直ぐに見つめ 駆けてゆく
ただ 明日に向かって

きらり 光る 過去の夢は
今更な何かを呼び起こす
ひらり 隠れ 霞み 紛れ
ほら 僕はまた見失う
僕の明日はどこにある


僕の夢はどこにある
僕の道はどこにある
明日は 未来は 僕は

流されても 分からなくても
ただ 今生きてる

ふらり 揺れる 僕の心
よろめき ふらつき ここにある
ぐらり 揺らぐ 僕の意志も
変わりながら ここにある

きらり 光る 星の未来
願うのは僕の自由だろ
ふわり ひらけ 花のように
夢見たって構わない
僕を生き抜くためなら ああ