また今日も 向こうの島に陽が沈む
遠くから 響いてくるフェリーの汽笛(おと)
いつまでも 代わりばえのしない景色
でも今は 変わらないままでいて欲しい

君の夢は 波のように
キラキラ反射し(うつっ)て眩しくて
私だけのワガママでは
汚しちゃいけない そう思ったから

忘れてもいいよ この海も 想い出も
気にしないでいいよ 君だけの未来(あす)だもの
冷たい潮風は 雪を連れては来ない
だったらいっそすべて 吹き飛ばしてしまえ

君を乗せた 最終便は
ここからでも見えるのでしょうか
私ひとり 立ち止まって
上下ふたつの月を見つめている

忘れてもいいよ 潮騒も この歌も
失くしてもいいよ 私なら平気だよ
凪いだ海の先が 荒れ狂う嵐でも
君の切る舵なら 航れるその少し前へ

飲み込んだ言葉と涙は海に溶けて
巡り巡っていずれ還り着く この島へ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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瀬戸内デパーチャー

閲覧数:86

投稿日:2021/11/11 21:54:58

文字数:373文字

カテゴリ:歌詞

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