誰もいない 何も聞こえない
そこにあるのは 不思議な静寂(しじま)
見慣れていたはずの風景は
僕らを残し 消え失せていた

ああ こんなにも 空が広いなんて
気づかずにいたかった

 僕はいつまで ひとりぼっちで
 こうしてなきゃいけないんだろう
 いつかこの身が 色を失くして
 錆びついてしまうまでなの

振り返れば 友達はみんな
何も言わずに 散らばっていた
数え切れぬ 傷跡を残し
星は僕らを ただ嗤ってた

ああ こんなにも 人は無力なんて
知りたくはなかったよ

 僕はいつまで ひとりぼっちで
 こうしていればいいんだろう
 二度と走れることもないまま
 朽ち果てるのを待つだけで


ねぇ 聞かせてよ 誰が何をしたの
知りたいのはそれだけ

 いつか誰かが来る日をずっと
 待っていなきゃいけないんだろう
 二度とどこにも帰れないまま
 眠りについてしまうまで

 僕はいつまで ここでこうして
 待っていなきゃいけないんだろう
 悲しいほどに 何もない空
 見上げて崩れ落ちていく
 

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

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拙作「1987」と似たタイトルですが、何の関係もありません。
タイトルの読みも「いちぜろさんきゅー」ではなく『センザンク』です。


この歌詞は、こちらの動画にインスパイアされて書いたものです。
http://www.youtube.com/watch?v=jzZraNH2ERU

ある意味「擬人化歌詞」とでも言えばいいでしょうか。


題材がアレすぎるきらいがあるので、曲募集中のタグはつけません。
それでも拾っていただける奇特な方がいらっしゃるようなら、当方までメッセください。


[想定構成]
 Aメロ⇒Bメロ⇒サビ
 Aメロ⇒Bメロ⇒サビ
  間奏
 Bメロ⇒サビ(×2)

閲覧数:134

投稿日:2013/04/15 22:40:25

文字数:490文字

カテゴリ:歌詞

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