A1(6-7 3-3-8)
華嵐(はなあらし)は止むこと知らず
めくるめくる暦だけ重ね

A2(6-7 3-3-9)
人は皆(みな)が 口を揃えて
何もかもを 忘れなさいと言う


B1(15-18)
忘れてしまえば楽になれるの
忘れることほど哀しいものはないわ


S1(7-11 7-3-5 / 7-11 10-6)
言葉にすれば なんてちっぽけなものね
この年月(としつき)も脆く儚げに

貴方愛する 華に捧げた契(ちぎり)を
今墓標に口づけ果たしましょう



A3(6-7 3-3-8)
華嵐の宵闇(よいやみ)見えず
古き恋の詠み人も知れず

A4(6-7 3-3-9)
時が過ぎて 季節が巡る
風化(ふうか)しない ものなど一つだけ


“間奏”


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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華嵐

華嵐の頃、人を想う。
ほらまた この季節が巡ってくる。
今年も貴方に逢いにきました――。


【内容】
愛する人を失った娘。
人は、時代は、過去を忘れろと言う。
しかし娘は思う。忘れることほど、哀しく痛いものはないと。

娘は誓った。
また華嵐の巡る季節に、想い人の墓前で。
永遠に愛することを。


【時代背景 等】
・大正~昭和初期
・西洋文化混じる和風
・くすんだ色彩イメージ(全体的にセピア色)

閲覧数:173

投稿日:2012/01/21 18:41:39

文字数:332文字

カテゴリ:歌詞

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