夕暮れ 蝉の声が空に
いっぱい響いて耳を塞いだ
何処かで笑う子どもの声が
耳鳴りのように流れた
寂しく佇んでる僕の
視界が歪んで
この世界を逆さまに

立ち止まる その汚れた背中は
背負うものに負けそうに震えている
笑われていた その夢の跡が今
僕の心に響く ただのガラクタで

藍色 泣き出した空の
いっぱい溢れた雨を眺めた
あなたの笑う砕けた声が
耳鳴りのように残った
悲しく生きている僕の
姿が揺らいで
「その意味を教えてくれよ」

立ち止まる その汚れた背中は
背負うものに負けそうに震えている
笑われていた その夢の跡が今
僕の心に響く ただのガラクタで

忙しなく 響くの蝉の声が
耳鳴りを遮る 透明な音に
変わるほど心は解けていく

立ち上がる その破れた背中は
背負うものを降ろそうと歩いている
笑われていた その夢の跡が今
僕の心に残る 無二のガラクタで

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ガラクタ

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投稿日:2020/05/25 12:27:39

文字数:387文字

カテゴリ:歌詞

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