傷だらけの指が紡いだ この夏の
涼しい部屋の中二人だけで 秘密を増やして
何時からか 白く甘い花畑みたいな言葉も
口にしない そういうものなんでしょう 時間が過ぎるのは

波風に流されてた 真夏の合図を
忘れぬ様に飛ばして

絵空事ごとみたい 幻想を描いたまま 
冷房の低温が響くだけの この部屋で
時が過ぎて 遍く葉に見惚れて
日溜りで見えない日々だわ


夜と明けの畔
勝ち目のない眠気の中
ライトに照らされ項垂れるいつかの日
歪むガラスの向こう
風の匂いを知らないままで

いつかは忘れてしまうから フィルムの中に
宝石みたいなこの結末を 映しだして

絵空事でした 幻想を描いていました
名も形も無いこの時もいつか消えてゆく
時が過ぎて 遍く葉も落ちていく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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トレンチ 歌詞

閲覧数:313

投稿日:2023/03/19 20:07:45

文字数:332文字

カテゴリ:歌詞

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