融解した琥珀色
瞳に揺れ歪み沁み込んだ
頭の中巡る時に
抗うほど迷い続けるだけ

耐えられると虚空をただ睨んだ

壊れたのは私か?
自嘲の血が散らばる
夕焼け空よりも赤く広がり
赤く光る

逃げ場はなく追い詰めた
翳るままに視界は退廃
排水溝の水で錆びて
世間は変わらず進み続ける

現実など自ら踏み外した

壊れたのは私か?
自明の血が散らばる
愚かすぎる姿を照らし出した白熱灯
無自覚だととぼけて
罪など忘れかけた
許して欲しいとは思わないから
ただ見捨てて

体の重さを感じながら
心を静めて深く切り裂く

壊れたのは私か?
自傷の血が散らばる
強く瞼を閉じて光を断ち終わらせよう
次に瞼を開き広がる景色を見て
少しだけでもマシな世界ならば
救われるか?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

人工灯

閲覧数:74

投稿日:2022/11/22 19:00:07

文字数:330文字

カテゴリ:歌詞

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