目の前を通り過ぎていく風
立ち尽くす私なんか いないみたい
目もくれず まっしぐらに駆けて行く
君の笑顔の行方はー


スタートラインにも 立てなかったクセにさ
傷ついたとか言うの？
まだ深くもないキズのクセに
流す涙もないでしょう？(移る情も)
気のせいでしょう？(今ならまだ)
まだ引き返せる


ただ見てたの 少しだけさ
良いなって思ってただけだからね
伸ばした手で掴む 勇気すらいらない

ただの迷い 少しだけの
好奇心 疼いただけだから
泣くな 笑えって
泣くなってば 笑え！ 世界が歪んだ


目を閉じて 遮る風の音
黒い静寂 君がいないみたい
瞼の裏 ちらつく君の背中
痛む心の行方はー


この感情の名前が 何なのかなんてさ
とっくに気付いてる
この感情に名前をつけたって なんにも
変わらないでしょう？(ひとりぼっちは)
進めないでしょう？(後戻りも)
どうしようもないの！


ただ見てたの 声をかける
タイミングさえ わからずに
吹き抜ける風は 私を置いていく

ただ弱くて 少しだけの
強がりで 守りたいだけ
泣くな 笑えって
泣くなってば 笑え！ 世界が暗んだ


ただ認めて 向き合うだけで
良かったはずなのに おかしいね
言葉に出したら 訪れる変化

ただ怖くて 少しだけの
臆病風が 吹いただけ
前を 向くんだ
前だけを 見なよ！ 世界が歪んだ


ただ一言 少しだけさ
踏み出せば 良いだけだから
届かなくても この手
伸ばしていいかなぁ？

ただの好きを 少しだけの
言葉で 伝えるだけなのに
泣くな 笑えって
泣くなってば 笑え！ 世界が眩んだ


￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
めのまえをとおりすぎてゆくかぜ
たちつくすわたしなんか いないみたい
めもくれず まっしぐらにかけてゆく
きみのえがおのゆくえわー


すたあとらいんにも たてなかったくせにさ
きずついたとかいうの？
まだふかくもないきずのくせに
ながすなみだもないでしょう？(うつるじょおも)
きのせいでしょう？(いまならまだ)
まだひきかえせる


ただみてたの すこしだけさ
いいなっておもってただけだからね
のばしたてでつかむ ゆうきすらいらない

ただのまよい すこしだけの
こおきしん うずいただけだから
なくな わらえって
なくなってば わらえ！ せかいがゆがんだ


めをとじて さえぎるかぜのおと
くろいせえじゃく きみがいないみたい
まぶたのうら ちらつくきみのせなか
いたむこころのゆくえわー


このかんじょのなまえが なんなのかなんてさ
とっくにきづいてる
このかんじょになまえをつけたって なんにも
かわらないでしょう？(ひとりぼっちは)
すすめないでしょう？(あともどりも)
どうしようもないの！


ただみてたの こえをかける
たいみんぐさえわからずに
ふきぬけるかぜわ わたしをおいていく

ただよわくて すこしだけの
つよがりでまもりたいだけ

なくな わらえって
なくなってば わらえ！ せかいがくらんだ


ただみとめて むきあうだけで
よかったはずなのに おかしいね
ことばにだしたら おとずれるへんか

ただこわくて すこしだけの
おくびょうかぜが ふいただけ
まえを むくんだ
まえだけを みなよ！ せかいがゆがんだ


ただひとこと すこしだけさ
ふみだせばいいだけだから
とどかなくても このて
のばしていいかなぁ？

ただのすきを すこしだけの
ことばで つたえるだけなのに
なくな わらえって
なくなってば わらえ！ せかいがくらんだ