新しい月の夜
天高く走る船
見上げた人は無く
誰にも気づかれずに
東へと吹いた風を帆にはらんで
音も無く天駆けて行く船をボクは見る

それはキミが往く船

この世界を捨てて
自ら望んで
誰の声も届かぬ
星達の世界へと
僕らの距離は既に
何万マイルも離れている

思想・憎しみ・貴賎・争い・支配
無い世界で
時の流れからも開放され
永遠にその自我の海漂って
時を見続けている

それはキミが見る夢

世界が滅びるときにも
キミはまだ眠りの中で
僕らの記憶を繰り返し
夢見て一人泣くのだろうか

僕らはどこで間違えて
この結末を選び取った
冷たく光る星の中
どうか安らかな夢をキミに

あぁ空行く時の船
キミは眠る
僕たちの失敗を
繰り返し夢見ながらそこで...

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

ホシノミルユメ

閲覧数:163

投稿日:2017/10/01 21:20:35

文字数:329文字

カテゴリ:歌詞

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