何年ぶりかなこの校舎
少し古びた教室で
最後の席に座ってみて
窓の外を眺め

映る景色はまるで切り取られた
写真のように見えるけど
君にも私にも全てにも
分け隔てなく時は流れていくね

街も人も私だって変わってく
君だけは変わらないでいて欲しいね
なんて願ってしまうほど身勝手な
私さえ許す微笑みに

あの頃いつも歩いてた
赤みを帯びた帰り道
すごく遠いと思ってたけど
案外近くて笑えた

世界を見渡せる気になってた
小さな丘に立って
思い出の中の夕日は
もっともっと大きかったはずだよね

キラリキラリと光る幾千の
想い出は心の奥の特等席にね
嫌な事もあった筈なんだけど
気付けばいつも微笑みが

はしゃいで走り回った
空き地にももうすぐに
大きなビルが建つって噂を聞いたよ
西日を走る風が髪を靡かせていった
戻せない時はただ褪せて行くの?

過去も現在(いま)も未来だって振り返ると
君がいつも微笑んでくれるというのならば
変わり続ける時が少し怖いけど
生きてゆけるから

街も人も私だって変わってく
君だけは変わらないでいて欲しいね
なんて願ってしまうほど身勝手な
私さえ許す微笑みに

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

私さえ許す微笑みに

閲覧数:129

投稿日:2014/09/15 22:02:43

文字数:495文字

カテゴリ:歌詞

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