もしも世界が箱の中なら
貴方小さな螺子になって
どこまで転がっていくの
どこまで転がっていくの

黄昏色の屋根へのぼって
わたし遠くを見渡すから
名前を呼んだらこたえて
どんな果ての涯にいても

わたしの声が 貴方の声が
それぞれの耳に届くまで

ねえ鳴いて
わたしのオルゴォルチカ
ねえ聴いて
わたしの想いを
ねえ鳴いて
キリキリ螺子巻くように
ねえ呼んで
こんな大きな箱の中でも

金の歯車落とした夜は
迷子みたいに眠れないと
この手を引いて歩かせて
何も怖くないみたいに

暗がりを抱く 眸の傷が
飴色に光る夕暮れに

ねえ鳴いて
わたしはオルゴォルチカ
ねえ詰めて
貴方の想いを
ねえ鳴いて
キリキリ削れるように
ねえ裂いて
こんな静かな一人の夜更け

もしも世界が箱の中なら
貴方小さな螺子になって
わたしを繋ぎ止めて
どんな果ての涯でだって歌うわ
日々は繰り返す

ねえ鳴いて
わたしのオルゴォルチカ
ねえ聴いて
わたしの想いを
ねえ鳴いて
キリキリ螺子巻くように
ねえ呼んで
こんな大きな箱の中でも
きっと

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

螺子巻きオルゴォルチカ


涯(はて)

閲覧数:119

投稿日:2012/02/18 02:08:15

文字数:461文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました