かごめ かごめ
私を連れ去ってくれたら、ねぇ

浮世の夢
つかの間の光
冷たい私には
暖か過ぎたのよ

貴方の眼
唯一の恋
私なんかには
高嶺の花だわ

それでももし
許されるのなら
私の手を
引いておくれ

かごめ かごめ
私はまだ鳴いているわ
貴方を待つ鳥は
まだ此処で泣いている

宵の囁き
蛇の告げ口
月よどうか
今だけは

かごめ かごめ
夜が明けきらないうちに
朝靄よ宵闇よ
この世界を包んで

後ろの正面
振り返ってやるものか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

遊女の恋

かごめかごめは遊女の脱走の歌だと聞いたもので。
後ろの正面、雇い主に捕まったら、愛する人と引き離されてしまう。
だから月よ、今だけは照らさないで。
そんな歌でした。

閲覧数:208

投稿日:2008/04/01 23:40:26

文字数:220文字

カテゴリ:その他

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