狂おしくも流れ落ちていく涙が
心の水面(みなも)で小さな音を立てる
今、抗えぬ運命(さだめ)の中で
目覚めるための言葉を
唱えることで解き放たれるのか?
光の渦と叫び声が空を染め
僕はまた孤独にさいなまれる

傷つき疲れた翼を癒すための
わずかな残り火が音もなく消えていく
夜のしじまは幼い君を
いつもおびえさせたけれど
大事なものも隠してくれるのさ
空が重いまぶたをあげるその刹那
僕はまた終わらぬ夜を想う

崩れ落ちる命をながめるその目は
うつろに沈み,光さえも届かない
影を失いさまよう夢に
切り裂かれてもかまわない
扉を閉じる幻描ければ
心の闇に飲み込まれるその日には
風となり、眠る君のもとへと
よみがえれ、果てなき森の奥で

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

悲しみの魔術師

閲覧数:37

投稿日:2017/04/01 23:36:47

文字数:317文字

カテゴリ:歌詞

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