A
平凡な観光地
ある日一匹のネズミ
誰もまだ気付かぬ予兆

B
熱病に魘される人々
彼は何かに気付いて怯えた
それでも真摯に向き合い
誠実であり続けた
愛する妻に会えなくとも

<サビ>
あぁなんという不条理
彼は日々最適解を模索してゆく


A
やがて街の門は閉ざされた
「すぐに終わるだろう」
期待は絶望へと転落した
人々は発狂や迷信に溺れた

B
逃げようとする者
天罰だと意味付ける者
能力を発揮した者
これ幸いと喜ぶ罪人
様々な出会いがあった

<サビ>
あぁなんという不条理
誰一人として正解も不正解もない

B
後ろめたく感じる者
信念が揺らぐ聖職者
熱病に感染した友
苦しみながら死にゆく子供
様々な別れがあった

<サビ>
何が正義で幸福で愛で
そんなのもう分かりっこないや

A
その門が開かれたとき
世の中は祝祭歓声が鳴り止まない
だけどこれは終焉ではない
いつかまたやってくるであろう
驚異への束の間の休息

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Lockdown【作曲募集】

とある小説を読んで、自分なりの解釈、要約として作詞しました。

閲覧数:69

投稿日:2020/07/25 22:41:21

文字数:416文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました