何処までも続く星空を仰げば
水底に伸ばす手も届く気がした


光の粒を抱(いだ)くには 幼なすぎる右手
来ない日々を唄っては また夢にみる

誰もいない せかい

星屑に触れることはできなくとも
水底に落ちる砂には届くかな
果てしない海の波に身を委ねる
手を伸ばす先に何もないとしても


心はいつも籠の中 開きはしないけれど
錠をかけたままでいい 鍵はいらない

息を止めて 沈む

何時までも 終わることない哀しみに
包まれて 今日という日を過ごしたい
凍えそうな海の砂を掴めたら
少しだけ 胸が軽くなる気がした


泡沫の夢へと消える運命(さだめ)でも
永遠を願う星屑になりたい
果てしない海の波に身を委ねる
手を伸ばす先に何もないとしても

終わらない唄を抱きしめて 眠るよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

泡沫の唄

星空に手を伸ばしても届かないけど
水底の砂には届く気がした

オキさんの歌詞募集(http://piapro.jp/t/MUyl)に応募させていただいているものです。

閲覧数:195

投稿日:2015/05/31 20:08:23

文字数:341文字

カテゴリ:歌詞

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