あなたと過ごした時間は
長くはなかったけど
いまでも きらきらと輝いています

かすれた声 節くれだった手
焼けた背中 えくぼのある笑顔
野球中継の時間だけは ほったらかしだったけど
スタジアムの星空の下で飲んだ
冷たいビールの味は忘れない

互いに夢を持つ ふたりはいつも
未来のことばかり話していた

夏のにおい 忘れない
夜空いっぱいの花火とりんごあめ
胸が締め付けられるでもなく
浮ついてるわけでもない
本当の自分で向き合っていける
これが本当の恋なんだと

なんてことないことで よくケンカして
友人達は いつものことだと
相手にしてくれなくなりつつあった
友達甲斐のないヤツだと言ってみたけど
実際寝て起きたら たしかに仲直りできてた

落書きのように自由に描いていた
未来の姿はだんだんと形になっていく

秋の風を感じるようになった頃
お互い口には出さなかったけど わかっていた
雪の降る季節の終わり それが
二人の別れの時になること

あなたの未来を犠牲にしてまで一緒にいたくはない
だけど離れたくない むしろ離れたくない
こんな醜い気持ち
これがわたしの本心 わたしの恋の正体

矛盾した気持ちが自分で整理できなくなったとき
やばいくらいのケンカをした
友人達は本気で心配し
とりなしてくれたけど どうにもできやしない
これでお別れになるならそれでもいいと
きっとお互いに思っていたのだから

でも ちゃんと
お別れをしなきゃいけない
あなたに
わたしの恋に

街には遅い初雪がちらついていた
あなたの描いていた夢はもう夢じゃなくて
その手で実現されようとしていた
かすれた声で話すあなたの
まなざしはわたしから離れなかった

わたしは嘘をついた
わたしが話した あなたと別れてからの未来
大風呂敷を広げたんじゃなく
言えなかった

私の夢は

私の夢は

あなたなんだよ
あなたといっしょにいることだったんだよ

ゲートをくぐり 新しい世界へ旅立つあなたを
やっぱり心からの笑顔では見送れなかった
私を許してくれるよね

今までどうもありがとう
これからもずっと
愛しています

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

thank you (仮)

文字数考えないで書いたので歌の歌詞としては最低ですが
多少でも使えるところを拾ってもらえれば幸いです。

閲覧数:213

投稿日:2007/12/27 18:06:29

文字数:899文字

カテゴリ:歌詞

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