吐いた言語と
並んだ足跡
僕だけじゃ
居場所が無いのね

正真正銘を
祈った亡霊も
安息の去る場所へ

消えないぼくらが居て
消えたいぼくの
儚い心は
ゆるり煙を吸って

一つにならないで
歪な嘘ばかりの
ぼくらをどうか

終わらせないで
何処にも居ないけれど
全てぼくらなんだ
名も色も
形も捨てられたならば
そうさ、それが
きっとぼくらの声

鳴いた幻想と
招く風来坊
このままじゃ
居場所が

敗北者言う
崩れた英雄
中には何も無い

咲いて
また裂いて
また最低な
夢見るのさ

いっそ
夢のままなら
と戯れ言願うには

素敵な
廃墟的な
滑稽劇を
繰り返してるだけだ
ちっぽけな痛み纏って

目開かないで
腐乱した想いすらも
何も放せないんだ

この唄が
灰と化す頃
「一緒」になろう
そうさ、友よ
もっと非我を謳え

ぼくらで居よう
あの日みたいに
ぼくらでいいよ
帰ろう、死んだ身に

愛さないで
誰も知らないけれど
全てぼくらだった
名も色も
形も捨てられたならば
そうさ、それが
きっとぼくらの声

終わらせないで
まだ行かないで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

存在 / flower

閲覧数:66

投稿日:2023/09/14 18:43:49

文字数:476文字

カテゴリ:歌詞

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